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塗り壁材にカビ? 同等品の勘違い&罠?

 建築でよく使われている用語が同等品という言葉があります。
これはその製品と同じようなものなら変更しても良いという意味合いがあります。
同等品というならその製品のスペックが分かっていて比較し、
これならほぼ同じようなものだからこれで良いというならまだ理解しますが・・・

でもシステムキッチンでも同等品ってありますが、もちろんデザインも違うし、
使い勝手も違いますよね!

ましてや調湿材の機能まで同じものってそんなに同じものがあるのでしょうか?
仮に機能が同じでも塗り壁材の場合はその製品が中性なのかアルカリ性なのかで結果が異なる事もあります。
同等品だから大丈夫ですの一言で変更すると後で大変な事になるので注意して下さいm(__)m

例えば、
■ カビの問題。

珪藻土の製品ならすべてが同等品と思われている方は大きな勘違いがあります。
この大きな勘違いはあとあと色々な問題を引き起こす事になるので注意して下さい。

最近大きな問題になっているのが、塗り壁材にカビが生えてしまったという問題がとても多くなっています。
このように塗り壁自体に斑点のカビが生えてくる場合があります。
同じ珪藻土だからたいして機能は変わらないから大丈夫ですよと、
同等品だからと・・・
説明されて塗った結果がこのようになってしまったケースもあります。

2502カビ-011  2502カビ-002

塗り壁材というくくりで言えば同じでも、内容を考えたらまったくの別物なので
同等品という言葉に騙されないようにして下さい。
これで同等品というのであれば、まったく何も分かってないという事になりますよね・・・
ですから何が同等なのかを確認しないとあとで大変なことになってしまいます。

2502カビ実験決定BOX

カビの発生する条件を徹底的に調べて、アルカリ性で吸放湿機能が高ければ(150g/㎡以上が推奨)
カビが通常の場合では発生しないという結果が出ました。

同じ塗り壁材でも、こんなに違いがあります。

■ 合成樹脂エマルションが入っているかいないか?

これも大きな問題になります。
塗り壁材はそれだけでは固まりにくかったり、壁にくっ付ける為に、
のり、消石灰、せっこう、粘土等を入れて固めたり、壁にくっ付く様にします。
この時に一番簡単に固めたり、くっ付けたり出来るのは合成樹脂エマルションを配合すると簡単に固まります。
合成樹脂エマルションは固結材としては優れていますが、
調湿材の調湿効果をもたらす孔をつぶしてしまう欠点があります。
100歩譲って孔が合成樹脂エマルションでふさがれてしまっているだけなら
まだ機能はしませんが、体に害はありませんが、
合成樹脂エマルションを大量に入れていると、お部屋の温度が高くなると塗り壁の中から
逆に出てくる場合があります。
こんな事になるなんてまったく考えてないですよね(@_@;)
まったくの逆でこんな事ならないように選んだ塗り壁材が逆にこんなことになってしまうなんて
どうしてくれるんだです。

見た目だけを求めるものでも、合成樹脂エマルションの入っていない製品を求めないと、
後でどうも体の調子が悪いなぁ~という原因が分かりにくい症状が出る事があります。
これがシックハウスなんです。
また調湿性を求めるならこんな製品を塗ったらまったく意味がありません。

2502他社焼く

それとこんなに合成樹脂エマルションが入っていたらお部屋の中に逆にVOCを放散してしまう可能性があります。
健康の為に珪藻土を選択したのに、こんなに合成樹脂エマルション入りの塗り壁材を塗ったのでは
健康を害してしまうためにわざわざ高いお金を出して塗った事になります。
またそんな塗り壁材を選んだ側もホントにこれでいいと思われて選んだのでしょうか?
価格がこちらの方が安いから、大手だから安心ですと言われてついついこんなものを選んだしまったら
後で後悔してもしきれません。 本物を選べば塗りかえる必要がありません。
初めは少し高くても、年月が経つと本物の塗ったほうが結局安上がりで健康に暮らせます。

良いものって長持ちしませんか?
それと飽きがこないと思いませんか?

■ 表面の強度

こんな勘違いもあります。
自然素材の製品は表面強度が弱くても仕方ない。
または、表面強度が柔らかくないと機能しない。
機能する製品は、表面が柔らかい。

これも間違った知識です。
多分、表面強度を出さないメーカーがこのような事を言っていると思いますが・・・
お寺やお城の白い壁、そうしっくいの壁の表面を触ってみて下さい。
とても固くなっています。
何故?
しっくいの原料は、消石灰なんですが消石灰は吸気中の炭酸ガスと反応して年々固くなる性質があります。
ですから年々表面強度が増していきます。
そうです! 表面強度だけを求めるなら自然素材の中ではしっくいがいいと思います。
ただしっくいには悲しいかな吸放湿機能がありません。
えっ!
しっくいって呼吸しているのではないのですか?
と驚く方もいると思いますが・・・これも大きな勘違いなんですが。
土壁の上に塗ったしっくいは、土壁が呼吸するのを妨げない性質があったのと
土壁が中性でカビやすかったので、アルカリ性のしっくいを塗ってカビ防止をしてました。
それともうひとつ、土壁は表面が弱いのでしっくいを塗って表面強度を高めてました。
しっくいはとても良い製品なのですが、唯一の欠点は自分では呼吸しないという事なんです。
ですから現在の工法でも土壁の上にしっくいを塗るならとてもいいと思います。

ここで登場したのが、『珪藻土+しっくい』 を合わせた製品が登場しました。
珪藻土しっくい『メルシーシリーズ』です。
土壁と同じ機能を持つ珪藻土としっくいの表面強度とアルカリ性を取り入れて
カビに強く、表面強度もあり、そして湿度コントロールも出来る優れものです。

お水を垂らして指でこすれば表面強度どのくらいあるかわかります。
簡単に溶けるようでは水まわりには絶対に使えません。
溶ける製品は中性のものが多いです。

2502他社こすり横コピー

こんに違います。
アルカリ性のものは、消石灰が配合されている場合が多いので、
空気中の炭酸ガスと反応して表面が年々固くなります。
ですから、水を垂らしてこすっても溶けたりしません。

2502メルシーこする横コピー

逆な言い方をすると、サンプルを水にかけてこすってみて、溶けなければアルカリ性の可能性が高いです。
合成樹脂エマルション配合の製品も簡単に溶けます。
昔ながらの工法であるしっくいの工法を使っているものは溶けないです。
ただ、しっくいだけでは調湿の機能がほとんどないので珪藻土としっくいを合わせた製品がいいです。

■ 1㎡あたりの使用量。

1㎡あたりの材量使用量は、1㎡/約1.7kgを使用します。
珪藻土しっくいメルシーライトが、1袋/13.5kg入りです。
1袋で、8㎡施工出来ます。
13.5kg÷8㎡=1.69kgの材料を使うようになっています。
各製品の1袋あたりの量を施工可能面積で割って計算して下さい。

例えば、
20kg入りで、20.0㎡施工出来たら、1㎡/1.0kg
8kg入りで、 6.6㎡施工出来たら、1㎡/1.2kg となります。

これはまだ粉の状態なのでまだましですが、
練ってあってペール缶に入っている製品になると
練り水もこの重さに含まれています。

20kgで20㎡塗れると表示してあってら、水の分も引かないといけません。
仮に5リットルの水を使っていたら、15kgで20㎡となるので、
1㎡/0.75kgとなります。

ちょっと分かりにくいので、
珪藻土しっくいメルシーライトで水を含んで計算すると、
13.5kg+水8.0リットルだから、21.5kg÷8㎡=2.69Kgという計算になります。
1㎡/1.0kgと1㎡/2.69kgだとしたら、仮に機能が同じとしても、2.69倍もの差になります。
これを同等品というのはまったくの論外ですね(@_@;)

これは、まったくの別物です!








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プロフィール

さめちゃん

Author:さめちゃん
1957 川崎市に生まれる
1979 日本大学経済学部産業経営学科卒業
1979 鮫島石油株式会社入社
2003 株式会社EM MAX設立

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